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松本サリン事件 

※本日は予定を変更してお送りしております。

今回は自分自身の日記という意味で書いてます。
パチンコ稼動とは全く内容が異なりますので、
興味のない方は読み飛ばしてください。

ブログのタイトルも『~日々彼是』となっていますので…
ということで、どうかお許しください。


少し前ですが6月26日金曜日。
FNS系列で『妻よ!実録、松本サリン事件』という
テレビをやっていましたが、ご覧になった方はいるでしょうか。


俺は事件のあった長野県松本市の出身でして、
先々週あたりからちらほらとCMでやっていたので、
今日の放送を楽しみにしていました。



事件は1994年6月27日の夕方から翌日6月28日の早朝にかけて、
長野県松本市北深志の住宅街に、
化学兵器として使用される神経ガスのサリンが散布され、
7人が死亡、660人が負傷。(Wikipediaより)(当時)


当時まだ小学生だった俺は、子供ながらに
事件の規模、犯行の手口、そしてそれが自分の身近なところで
起きたという事実に少なからずのショックを受けたことを覚えています。

俺の住んでいた所は現場とは数キロ離れていたので、
現場を直接見るようなことはなかったのですが、
学校の先生の1人が現場の近所に住んでいて、
実際に異臭も感じたという話も直接聞きました。

事件の直後、犯人として報道されたのが、
事件の第一通報者だった河野義之さん。

河野さんの奥さんはこの事件で意識不明の重態に陥り、昨年亡くなられ、
河野さん自身もサリンの被害を受け入院していました。

実際に『犯人』と断定されての報道はなかったのかもしれませんが、
自分の記憶では『犯人』としてしっかり植えつけられていたようにおぼえています。

しかも犯人でないことを印象付ける為に自分の犯行を自分で通報したり、
自分も被害者を装うなんて、
なんて計画的な恐ろしいことをするんだろうなんてことも思っていました。

ですが、もちろん皆さんもご存知の通り、
実際は河野さんではなく、オウム真理教の犯行でした。

しかし、オウム真理教の犯行が明るみになっていく中でも、
俺にとっては河野さんに対する疑いが全て晴れたのかというと
そうでもなかったように思います。

正確に言うなら疑いではなく、イメージですね。

これだけの規模の犯行、さらに被害者を装うという卑劣な工作を
行った(疑いのある)男として半年間に渡り報道され続けた
河野義之という名前とその顔は、自分の中で恐ろしい男と
いうイメージで植えつけられていました。

ひょっとしたらほんとに犯人なのではないか、
オウム真理教ともつながりがあったのではないか、
さらには、本当は所持していた薬品を使って何かしようとしていたのではないか。

今考えたら馬鹿げてますが・・・
当時の俺は本気でそんなことを考えていました。


この事件で問題になったのは
警察のずさんな捜査と、メディアの行き過ぎた報道。

あたかも犯人というようなイメージで報道され続け、
メディアによって犯人に仕立てあげられたと言っても
過言ではないと思います。

特にテレビの報道というのは
得てしてイメージ先行型になりがちなことが多いと言えると思います。
(新聞はあまり読まないので、すみません・・・)

暗い出来事があれば、悲しい音楽を流し、
恐ろしい事件が起これば、恐ろしい音楽やテロップで恐怖を演出する。
事実を伝えるというよりイメージを伝えるというか。

特に何の予備知識もない(純真無垢な昔の自分のような^^;)子供などは
そのイメージが全てになってしまうことも少なくない。

ただの、「誤りでした、申し訳ありません」では覆せないものもあると思います。

もちろん、番組を作る側も慈善事業ではないので、
注目して、見てもらわなければならないというのはわかりますが。


で、


ここからが本題です。


今までのは前置き。



今回のこの番組。

楽しみにしていた分だけちょっとがっかりでした。


河野さんの苦悩と家族の絆を伝えるということで、
ドラマと当時の映像を交えた番組だったのですが、
ドラマとしては、石黒賢さんや松下由樹さんの演技も素晴らしく
とても感動しました。

事件の残酷さや河野さんがどれだけの苦悩を味わってきたかもドラマからは
しっかりと伝わってきました。

しかし、大半がドラマ部分になっていて、
『実録』とは程遠く、伝わってきたのはドラマから得られたそれらの
“イメージ”だけ。

警察はここまで酷い捜査をしていたのだろうか。
いや、捜査自体は実際酷かったのだから、
河野さんのような人が犯人として祀り上げられてしまったのだろうけど。

でも、いつもあんな悪人のような表情で?
15歳の少年を怒鳴りあげて証言させようとしたの?
ほんとに奥さんが育てていたハーブを気を付けもせず踏んづけたりしたの?

ほんとにそんな“事実”があったのかはドラマだけでは伝わってきません。
家族のインタビューでの証言もあれば別ですが。

いや、そこはドラマだからと言われてしまうかもしれませんが、
「報道が河野さんを犯人にした」という“事実”を伝えようとする番組が、
なにより、その罪を犯したことを語っている番組が、
行き過ぎともいえかねない表現で“イメージ”を伝えていいのかなと。

再現ドラマなどが多少そういう行き過ぎの表現になってしまうのはしょうがないとは思いますが、
メディアの罪が問題になったこの事件を題材にして
こういう番組を作ってしまうのはちょっと納得がいきませんでした。

せめて、警察側(もっと言えば報道側も)の関係者のインタビューでもあれば
見方は変わってくるのかもしれませんが、
あったのは河野さん、家族、弁護士と河野さん側のもののみ。

大げさで捻くれた言い方であることを承知で言わせてもらえば、
事件当時のメディアの報道や警察の捜査による被害者が河野さんやその家族ならば、
今回のこの番組による被害者が警察と言えるのではないでしょうか。

挙句、最後には
「この番組の一部登場人物の表現にはフィクションが含まれております」
との文句。

この文句だけでは覆らないイメージは十分植えつけられてるのでは…。


ここまで読んでくださった方、
(いつも以上に)とりとめのない記事になってしまいすみません。


要するに俺が言いたかったのは、
河野さんはこんな仕打ちを受けていないはずだとか、
警察のイメージを悪くしすぎだとか、
いうことではなく、
結局メディアは15年たってもかわっていないのだなと言うことです。

そして、やはりそんなメディアに頼らざるを得ない視聴者側が、
メディアの情報を鵜呑みにすることなく、
きちんと自分なりの判断で情報を受け入れなければならないのだなと言うことです。


長々と書いてしまったあげく大したことは言っていませんが、
地元で起こった事件ということもあり、思い入れもあって、つい書いてしまいました。


最後に、この事件により亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。




こんなこと書いている暇があったら早く更新しろ
と思った方…ご尤もです。



次回予告 敵はパチンコ店の中だけではなかった…
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[ 2009/06/30 02:08 ] 未分類 | TB(0) | CM(2)





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